コラム

皆さんは「日払いバイト＝働いた日にお給料がもらえる」と思っていませんか？厳密に言うと若干意味が違います。今回は日払いバイトと即日払いバイトの違いや、即日払いバイトをする時の注意点、需要の高い即日払いバイトの種類をご紹介いたします。


 

■似ているようで違う、「即日払い」と「日払い」

 

・即日払いバイトとは

即日払いバイトとは、日払いバイトの給料支払いの方法の一つで、仕事が終わったその日のうちに給料を受け取ることができる単発のバイトのことを言います。急な出費があった時に即日払いバイトで稼いでいるという人も多く、月額の所得が88,000円を超えなければ源泉徴収されることはありません。
 

・日払いバイトとは

日払いバイトとは、給料計算の締め日が1日単位という意味を表します。日払いバイトの場合、働いたその日にお給料をもらえるとは限らないので、応募の際には給料の支払い方法を確認する必要があります。
 

・日払いバイトの給料受取3パターン

「現地受取」
仕事が終わってから現場で給料を受取ります。1日単位のバイトの場合、その日のうちに給料の締めが行われ、給料が支払われるため「日払い＝即日払い」というイメージがありますが、その日のうちに締めと支払いが同時に行われているだけのことになります。
 
「事務所に受取りに行く」
給料日に事務所を訪ね給料を受取ります。または仕事が終わった後、事務所に出向き給料を受け取る場合もあります。現場から事務所までの移動に時間がかかる場合、到着した頃には受付時間を過ぎていたということもあります。この場合は日を改めて給料を受取ることができます。
 
「振込」
指定の銀行口座に給料が振り込まれます。給料が振り込まれる時期は会社によって違います。最近では給料支払いをスムーズにするために振込形式を採用している会社が多いようです。
  
似たような単発バイトの形態に「日雇い」というものがあります。日雇いとは雇用契約期間が1日のみの単発バイトの事を言います。お給料の支払い方法ではないので混同しないようにしましょう。


 

■即日払いバイトをする時の注意点

即日払いバイトをする際にはいくつか注意することがあります。
 

・実際の支払い方法を確認しよう！

単発バイトのメリットは「必要なお金がすぐに手にできる」ところです。ですが先ほどご紹介したように、日払いバイトと書いてあっても給料がその日中に支払われるわけではありません。すぐにお給料を受取りたいときは「即日払いバイト」と書かれたものを探すか、応募の際に「給料の支払いが即日かどうか」を確認しましょう。
 

・筆記具と印鑑は忘れないこと！

給料を受取る際には筆記具と印鑑が必要になります。即日払いバイトの場合、その場で給料明細と金額を確認し、領収書にサインと捺印をしなければなりません。現場に向かう際には筆記具と印鑑を忘れないようにしましょう。
 

・遅刻は厳禁！気温に柔軟な服装で！

前もって現場までの経路を確認し、当日は遅刻しないようにしましょう。経路は一つに絞らず、最寄り駅から出ている電車の沿線の数だけ経路を調べておくと安心です。また万一の時に連絡がすぐに取れるよう、携帯電話の充電が切れることのないようにしておきましょう。屋外での仕事の場合、季節や天候しだいで気温が変化する場合があります。体温調節しやすい服装で現場に向かいましょう。


 

■需要の高い即日払いバイト、どんな仕事がある？

 

・イベントスタッフ（会場設営・受付・案内）

会場の設営、入場者の受付、案内などです。イベント期間によっては週払いを採用していることがありますが、ショッピングモールや家電量販店の販促イベントなどは1日単位の日払いである場合が多いです。単発イベントの場合は即日払いも期待できます。
 

・街頭サンプリング

人通りの多い街頭に立ち、ティッシュなどを配るバイトです。1日のみの募集の場合、その日のうちに給料を受け取ることもできます。しかも交通の便が良い現場が多いので、配り終えた後はスムーズに移動できます。
 

・事務所移転作業スタッフ

会社の事務所を引っ越しする際、指示された場所に荷物を搬入出する作業です。建物の養生や荷物の運搬、作業後の後片付けを担います。移転作業は1日単位の単発もあるので、体力に自信のある人はチャレンジしてみてはいかがですか？


 

■最後に

即日払いバイトには、未経験でも初日からすぐに始められる仕事が沢山あります。初めての仕事内容には緊張しますが、頑張り次第では「次もまたお願いします」といった温かい言葉をかけてもらえることもあるかもしれません。
 
空いた時間を効率よく使って自分なりに働いてみてはいかがでしょうか。