コラム

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バイトの給料ってどんな受け取り方があるの?




バイトをしていて一番楽しみなのはやっぱりお給料が払われることではないでしょうか?
お給料の払われ方によって、やはり生活スタイルに合う、合わないはあると思います。
今回はお給料の受け取り方と、引かれている税金について合わせてご説明します。


 

■給料の主な受け取り方

一般的なバイトの給料計算は時給方式になります。勤務時間分の給与が計算され、労働者に支払われます。給料の支払い方法には大きくわけて3種類あります。
まずはそれぞれの支払い方法についてと、給与の主な受け取り方についてご紹介します。
 

・日払い

短期バイトの中でも、一日だけの単発バイトは「日払い」に分類されることが多いです。1日働いた分の給料がその日のうちに支払われることもありますが、後日支払われることもあります。日払いとは必ず働いた日に給料が支払われるシステムのことではなく、給料の締め日が1日単位であることを指します。「即日払い」の場合はその日のうちに支払われます。
 

・週払い

こちらも短期バイトでよく採用されている支払い方法です。「週払い」は一週間働いた分の給料を週ごとに支払われるものになります。こちらも週ごとの給料がいつ払われるかはバイト先によって異なります。
 

・月払い

長期バイトの支払い方法でもっとも多いのが「月払い」です。月払いはひと月のうちに「締め日」と「支払日」が決められており、前月の締め日から翌月の締め日までに働いた分の給料が支払い日に払われるという方式です。バイト先によって締め日と支払日を別に設定している勤務先が多数だと思われます。

また、どの支払い形式であってもほとんどは「銀行振込」での受け取りになります。支払日が土日祝など金融機関の休業日とかぶってしまう場合は金曜日に前倒しで支払われるか、翌営業日の月曜に振り込まれます。法律上は前倒しで支払うことが決められているようですが、アルバイトの場合は後倒しになることも多いようです。受け取り方が銀行振込の場合は、バイト先によっては銀行を指定されることもあります。

また、現金を手渡しする「現金払い」という受け取り方もあります。昔は現金払いという受け取り方が一般的でした。これは短期バイトや臨時バイトに多いです。


 

■引かれる税金




せっかく働いたのに思っているよりもお給料が少なかった!と思うことはありませんか?
もしかしたら税金や保険料がお給料から天引きされているからかもしれません。ここではバイトのお給料に発生する税金や保険についてご紹介します。
 

・源泉所得税

こちらは所得の金額に応じて支払う税金になります。
バイトをしている方のほとんどが年間所得は195万円以下になるのではないでしょうか。一度この195万円という金額で所得税を計算してみましょう。
195万円以下の年収である場合、控除額は0円になりますので

  195万円(年間所得)×5%(税率)-0円(控除額)=9万7500円

となり、9万7500円が年間の所得税として月割りで引かれることになります。このように税金分を抜いた給与額のことを「課税所得金額」といいます。
ただし年収が103万円以下(学生の場合は130万円以下)の場合、所得税は発生しません。
 

・住民税

住民税は年収が100万円以下の場合は発生しません。
住民税とは自分が住んでいる自治体に払う税金のことで、所得税と異なり「前年度分の所得」に対しての課税になります。よって、前年はたくさんバイトをしてお給料を多く貰ったけど、今年はあまりバイトに行っていないという場合は払うのが大変になってしまう可能性もあります。
 

・社会保険料

社会保険は「健康保険」、「介護保険」、「厚生年金保険」の3種類の保険がセットになっています。これらを分けて加入することはできません。以下の条件に当てはまる方は対象外になります。

①日雇いバイトの労働者
②2か月以内の雇用
③所在地が一定でない事業所での雇用
④季節的業務(4ヶ月以内)での雇用
⑤臨時的事業の事業所での6ヶ月以内での雇用

これらの雇用者は「常時雇用とはみなされない」ため、社会保険への加入ができません。
社会保険に入りたい場合は、

①勤務先が「強制適用事業所」であること
②1週間の所定労働時間および1ヶ月の所定労働日数が同じ勤務先の同様業務に従事している正社員の4分の3以上であること
③常時雇用であること

が必要になります。
また、原則として学生は一部条件を満たさない限り対象外になります。


 

■ムーヴでは




ムーヴでは原則として、働いた日から5~10日で登録している銀行にお給料が振り込まれます!
銀行口座の指定がないので、普段使っている銀行口座が使えます。新たに口座を開設しなくてもいいので無駄な時間や手間をとることもありません。
更に、日払いが可能なエリアがほとんどですので、急な出費が必要になった!という場合もすぐに給与を受け取ることができるので安心です。
※日払いの場合、給料の一部は口座振り込みとなる場合がありますのでご注意ください。
また、お給料は日払いや現金払いの場合でも、所得税が課税されますので、ご注意ください。


 

■まとめ

お給料の受け取り方について分からないことがあれば、勤務先に直接問い合わせるのが確実です。また、就労先によっては複数のお給料の受け取り方から自分が希望する支払い方法を選ぶことができる場所もあります。
バイトを選ぶ際は、銀行口座を新たに開設する必要があるのかなどお給料の受け取り方についても質問しておくと安心ですよ!

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